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東京で暮らすエンジニアが色々書くやつ。

港区 to 中野区の引越しで、僕が得るもの/失うもの

2月末に引越しを予定している。

今の家も引越し先の家も、内見せずに決めた部屋だ。

実際に家の中身を見る前に、頭の中で家に期待することなどを整理しとこうと思って文章にしている。

文章に残しておくことで、引越し後のインテリア計画に参考になると思い。

引越し前の家スペック

  • 港区1K(6.5畳)
  • 家賃およそ9万円
  • ネットついてるけど激重
  • 独立洗面台あり
  • 浴室乾燥機あり
  • 宅配BOXあり
  • 5階以上
  • 二口コンロ、シンクは劇狭

築年数は忘れたけど、7~8年くらいだったと思う。

会社の家賃補助が出る範囲でなるべく安いところを選んだ結果、この部屋になった。

エレベータもついているし、かなりきれいなマンションなんだけど、すぐ近くに高速道路が走っているのでうるさい。窓は普通のやつなので、窓を閉めても騒音がちょくちょく聞こえる。あまり神経質じゃないから普通に暮らしているけど、気になる人にはきついかもしれないな。

そんな立地だから、多分空気も汚め。部屋に設置しているカーテンは2年暮らすうちに、換気口の近くの布が真っ黒になってしまった。 それが理由かはわからないけど、浴室乾燥機がついているので、洗濯物は全て浴室で乾かしている。いつでも乾かすことができるので非常に便利。

この部屋は上京前に探して、社会人になって上京後に初めて暮らした部屋。 探すときは、家賃と独立洗面台、二口コンロを優先事項にしていた。1月くらいに見つけたけど、当時は前の入居者がいたから内見できなかった。それで特段トラブルや不満な点はない。 宅配BOX付きは初めてだったけど、これはかなり便利。荷物の再配達のないストレスフリーな暮らし。

なぜ引越しを決めた

「広い家or部屋2つ以上の家に住みたいぞ!!」 というのが一番の理由。 1K6畳に住むうちに、家の中での作業や勉強を捗らせたくなった。

会社がリモートOKになったのもそう思った要因の一つではあるけど、それ以外の要因の方が大きくて、

「プライベートな作業や勉強に、外出しなくても集中できる環境を作った方が、作業効率良さそう」ってのが一番大きな要因。

もともと自分は、家で作業や勉強をする習慣がなかった。学生の時はいつも、学校やキャンパス内の施設かカフェなどで作業をしていた。 大学生以降は、作業環境に電源とWiFIを求めていたけど、それを満たす場所はキャンパス内にいくらでもあった。なんなら大学生用の無料カフェもキャンパスの近くにあった。 普通のカフェは、たまに気晴らしで行くくらい。それで何の不満も無かった。

しかし社会人でそんな作業環境を求めると、少しハードルが上がる。 選択肢は2つしかなくて、電源とWiFiがあるカフェか、コワーキングスペース。 しかも電源とWiFiがあるカフェは大体混んでるから、座れるカフェを見つけるだけでも一苦労。 それに比べるとコワーキングスペースは絶対に座れるし快適なんだけど、出費がかさむ。あと遠い。カフェに行く2−3倍はお金が飛んでいってしまう。最初はちょくちょく行っていたけど、2020年は(コロナの影響もあって)一回も行ってない気がする。

といった具合に、社会人になってから外で理想の作業環境を見つけるのは、学生時代に比べると金銭的、時間的にもコストが高くなってしまった。

本来は作業や勉強にかけるはずのコストが、作業環境を探したり、移動したりするために費やされている。 そんな問題意識を持っているところに、タイミングよく部屋の更新時期が到来した。 引越ししなくても、更新料で10万円以上が飛んでいく! これは千載一遇と思い、もっと広い家への引越しを決意したのだ。 そしてその3日後、気づいたら引越し先の家決めて契約に進んでいた。

引越し先の家スペック

  • 中野区2K(4畳/6畳)
  • 家賃およそ8万円
  • ネットはついてない
  • 独立洗面台なし
  • 1階
  • 二口コンロ、シンクは広め。その他キッチンスペースも広め
  • わりと広い収納もついている

築年数は40以上なんだけど、リノベーションマンションなので中身はとてもきれいな物件。

しかし引越し前にくらべると、設備面ではだいぶレベルが落ちる。ネットは契約すればいいけど、独立洗面台と浴室乾燥機、宅配BOXがなくなるのは結構大きい。おまけに1階なので、もといた5階以上の家と比べると害虫は出てくるようになっちゃうだろう・・・。

しかも会社の家賃補助が距離的に外れてしまう。家賃だけでみたら安くなっているけど、補助込みで考えるとむしろ高くなっているのである。

でも、部屋数が増える。そして収納も増えるので、生活に使えるスペースは実質2倍程度に広がる。 部屋が2つになるから、1つを作業部屋として整備すればかなりよい作業環境が整えられるはずだ。これはかなり大きい。 そして今まで1つの部屋に頑張ってしまい込んでいた荷物を収納に追い込むので、部屋全体の見た目もスッキリするできるはず。 またキッチンスペースも広がるから、今までしてこなかった料理にも挑戦できる(e.g. ピザを生地から作るとか)。

なので、引越し先の家は、多くの時間を過ごすための家。 これまでの家は、家の中で多くの時間を過ごす前提ではなかったので、生活のスタイルを変えることになる。 今までしたことのない生活スタイルで暮らして、自分がどう感じるかは分からないけど、願わくば不満なく長く暮らせる家を目指したい。

余談

自分にあう生活スタイルやインテリアってどう発見するんだろう。 雑誌をパラパラ読んでもピンとこない。

だから僕は、経験を積むことにする。 もしまた引越しをするなら、また生活スタイルを変えたりするだろうし、インテリアの趣も変えるかもしれない。 30代になるまでに、その後の人生のベースとなるための生活スタイルやインテリアを見つけたい。