インドでちょっと山登り。
インドは広い。
どれくらい広いかって言うと、日本の8倍以上。
ひろーい!すごーい!
そんなインドで、ちょと山登りをしてきました。
場所はダラムシャーラー。
インドの首都、ニューデリーから、夜行バスで10時間くらいの場所です。
山に囲まれた場所で、至る所に村があります。
そのうちのひとつ、「バグス村」という場所の近くに、お手頃な山と滝があったので、登ってきました。
「バグス村→有名な寺院→山登り」というルートだったのですが、村の道はこんな感じ。
ゲストハウスも多いので、観光者向けのお土産屋さんがたくさんです。
売っているのは、インドやチベット関係の服や雑貨。かわいいものがいっぱい(買わないけど) 。
この道を少し歩くと、大きめな寺院の入り口が。
この先には、ヒンドゥー教のお寺があり、その中に入ることもできます。入り口の前に靴を脱ぐ場所があるので、そこに靴を置けばよし。インドで神聖な場所に入るときは、大抵靴を脱ぎます。タージマハルもそうでした。
門の向こうには、なぜかプールがありました。村のこども達が楽しそうに泳いでいる。
(インドなのに)綺麗な水で、気持ちよさそう。
プールの前には、シヴァ神の聖水です。
山登り開始
このプールを通り過ぎると、滝へ向かう山登りが始まります。
「どうせ軽く歩くだけでしょ?」と思っていたのですが、案外距離がある。
この写真に写っている距離の四倍くらい歩いた気がします。所要時間は30分くらいかな。
この入り口の時点で標高は1500m越えなんです。酸素が薄いので、整備された道でも少し歩くだけで息切れしちゃう。日頃の運動不足が悔やまれる・・・。
でも、景色は綺麗。
本当はもっときれいなんですよ!スマホじゃ美しさが三分の一くらいだ・・・。
実際には、空はよりひらけていて、遠くのほうに街が見えるんです。
滝の水は透き通っている。インドなのに。
目的地の滝についてびっくりしました。水が透き通っています。
綺麗。水の温度は、とにかく低い。僕は足だけ浸かったのですが、一分も立たないうちに、足が痛くなりました。
パンツ一丁で水浴びしている人もいましたが、僕にそんなことはできませんでした。
インド人のカップルや家族連れも多く、賑わっている。
後から知ったのですが、この滝は、ヒマラヤの雪解け水でできているそうです。綺麗で冷たいのも納得。
僕の行った時期は水が少なめの時期で、多いときはこの三倍以上も勢いがあるみたいです。
滝壺には、オタマジャクシとカエルがたくさんいました。何カエルだったんだろう・・・。
また、滝とその川には、綺麗な石がたくさんありました。
それっぽく写真を撮ってみる。
いいねぇ〜〜!それっぽいよー!
とりあえず背景をぼかせばそれらしくなりますね。ふふふ。
ぼけている滝がいい感じ。
写真は撮り忘れてしまったのですが、川下では、チベット僧の方々が洗濯をしていました。服を石に叩きつけて、パーン、パーン・・・。
広い自然の中で生きる人たちを見て、なんだか心がおちつきました。
日本で学生をして、バイトを掛け持ちして、心があれつつも忙しく頑張ったお金でインドに来た僕とは、全く違う環境を生きているんだなあ・・・。
そう考えると、世界にロマンを感じました。
自分が頑張っているその瞬間、世界のどこかでは、川で洗濯をしている人がいる。それぞれが自分の人生を精一杯生きている。
なんだか、人生頑張ろうって思いました(てきとう)。
意外と疲れた。
滝の向こうにも山道は続いていて、もっとのぼると万年雪山のヒマラヤ山脈が見えるみたいです。でも僕にそんな体力はありませんでした(しかもサンダルでした)。
またいつか、ちゃんとした装備で山登りがしたいな。
あっ、ちなみに、山登りのあとはカレーを食べたよ。
めっちゃうま。さすが本場。うま。うますぎてカレーになりそう。うま。
長文におつきあいいただき、ありがとうございました。m(_ _)m
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