ダレン・シャンって知ってる?あらすじを全力で紹介するよ!!
こんにちは。
ちっちゃくらです。
ダレン・シャンという小説・漫画を知っていますか?
- 作者: ダレンシャン,田口智子,Darren Shan,橋本恵
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/11
- メディア: 単行本
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主人公のダレン・シャンが、自分の住む街に来たサーカスをきっかけに、バンパイアの世界に足を踏み入れる物語です。
小説は、全部で12冊。外伝が1冊出ています。文庫版の外伝はありません。
ファンタジー文庫 ダレン・シャン全12巻セット (小学館ファンタジー文庫)
- 作者: ダレン・シャン,田口智子,橋本恵
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/07/07
- メディア: 新書
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また、少年サンデーで漫画化もされています。
ダレン・シャン コミックセット (少年サンデーコミックス) [マーケットプレイスセット]
- 作者: 新井隆広
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/11/17
- メディア: コミック
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さらには、物語に登場する、主人公ダレンの師匠的存在のクレプスリーにスポットを当てた物語も小説になっています。
これほどまでに長く愛された小説は珍しい!個人的にはハリーポッターよりも大好きです。
小学生の時出会い、小説・漫画を5回以上は読みなおしたちっちゃくらが、ダレン・シャンの魅力について語ります!
*少々ネタバレを含みますので、「絶対にネタバレを見たくない!」という方は先へ進まないことをおすすめします。
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物語の概要
物語の始まり、シルク・ド・フリーク
文庫版の帯には、こう書かれています。
ふとしたことから手に入れた『奇怪なサーカス』チケット。
主人公のダレン少年を待ち受ける不思議な運命とは・・・。
大長編物語が幕を開ける!
小学館ファンタジー文庫「ダレン・シャン」より引用
その奇怪なサーカスとは、「シルク・ド・フリーク」。
ただのサーカスではありません。
蛇の肌を身にまとう蛇男、二足歩行の狼男ウルフマンなど、そこに集うのは普通の人間ではない生き物ばかり。
エキゾチックな動物や、オカルトなどに興味があったダレンと、その親友スティーブは、二人でそのサーカスを見に行くことになります。
それが、二人の運命を劇的に変えてしまいます。
親友を守るため、バンパイアになるダレン
サーカスを見た後、スティーブはダレンに、「一人で帰れ」と言います。
日常に飽々していたスティーブは、サーカスに出ていたバンパイアに、自分をバンパイアにしてくれるよう交渉しに行くのです。
試みは失敗するのですが、バンパイアに、悪魔だと言われた場面を目撃したダレンはその日以降、スティーブを避けてしまいます。
また、ダレンもそのバンパイアに対してある作戦を決行します。
バンパイアが持っていた毒グモを盗もうとするのです。
ダレンの試みは成功します。
ですが、その毒グモが誤ってスティーブを噛んでしまい、スティーブは意識不明になってしまいます。
そしてダレンは、スティーブを助けることと引き換えに、人間としての人生を捨てることを決意します。
バンパイア、ダレン・シャンの誕生です。
その後、一旦は人間の世界に戻ろうとするダレンですが、自分の中に眠るバンパイアの本能を抑えきれなくなり、同時に、スティーブに感づかれてしまいます。
そうしてダレンは、本当に人間の世界から離れることを決心するのですが・・・。
ここまでが、一冊目の物語です。
血を飲むことを拒否するダレンと・・・
これからは軽く紹介します。
バンパイアになった事実を受け入れたくないダレンは、人間の血を飲むことを拒み続けます。
そんなダレンは、自分をバンパイアにしたクレプスリーとともに、しばらくシルク・ド・フリークのメンバーとして旅をすることに。
その中で、サーカスを見に来た一人の男の子と仲を深めるのですが、その男の子に死の危機が訪れます。
その時、クレプスリーから言われたことをきっかけに、ダレンはその男の子の血を、涙を流しながら全て飲み干すことに。
そうして、ダレンは、バンパイアとしての自分を受け入れることになります。
これが、第二巻の物語です。
バンパイアの敵、バンパニーズ
第三巻では、ダレンがバンパニーズと戦うことになります。
バンパーニーズとは、バンパイアの一種ではありますが、バンパイアと全く異なる点がひとつあります。
それは、人間の血を飲むときに、人間を殺すか殺さないか、ということです。
バンパイアは、人の命を尊重し、血を飲むときは少量の血を多くの人から飲むおきてがあり、それにしたがっています。
しかしバンパーニーズは、「人間は餌食となるために存在する」と信じ、血を飲むときは必ず、一滴残らず飲み干して人を殺す、という生き物です。
ダレンは、そんなバンパニーズの一人と戦うことになるのですが、その中で、蛇男の友達、新しくできた人間の恋人を巻き込んでしまい・・・。
それが、第三巻の物語です。
バンパイアマウンテン
バンパイアマウンテンというのは、世界中のバンパイアがあつまる拠点のことです。
バンパイアの中には、バンパイア将軍、バンパイア元帥という存在がいます。多くの版パイアの中から、自分たちを導くにふさわしいと認められたバンパイアが選ばれ、リーダーとなるのです。
そんなバンパイア元帥が住んでいるのが、バンパイアマウンテン。
12年に一度開かれるバンパイア総会に出席するため、ダレンと、師匠のクレプスリーはバンパイアマウンテンに向かいます。
しかし、バンパイアマウンテンの道のりは試練そのもの。様々な事件がダレン達を襲います。
これが、第四巻の物語です。
ダレン・シャン4 バンパイア・マウンテン (小学館ファンタジー文庫)
- 作者: ダレン・シャン
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/10/05
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それ以降の物語は、自分で読むのが一番いいと思います。
四巻まで読み進められたら、最後まで読むのはあっという間ですよ!
予想を裏切る展開
ダレン・シャンの大きな魅力は、ストーリー展開の予想が全くつかないところです!そんなストーリーが、一巻の中にもたくさん詰まっていますし、12巻全体で見ても、その大きなストーリーは全く想像ができません。
物語の最後も、全く予想ができない終わり方をします。いくつ終わり方を予想しても、そのどれも当たらないくらい独創的で、感動的なフィナーレです。ぜひ、実際に読んでいただきたいです。
ファンタジーなのに、現実的
ダレン・シャンは、ダークファンタジーと言われています。
実際その通りで、設定はファンタジー満載なのですが、その中で生きる登場人物の考え方、行動、そしてストーリーの進み方はとてもリアルです。
結末はハッピーエンドだとしても、そのなかで多くの犠牲を払う。
他のファンタジーでは、全て主人公の思い通りに進むような場面でも、そうはいかないのがダレン・シャン。
助かると思った人が死んでしまったり、多くの希望的観測が壊れたり。
そんなストーリー展開が、ダレン・シャンの魅力の一つです。
本当に、ダレン・シャンというバンパイアが存在し、彼の一生を見ているような気分になります。
最後に
僕は、小学4、5年生の時に、ダレン・シャンと出会いました。
今年で二十歳になったので、もう10年前の事になります。
10年たっても、僕の中でダレン・シャンは色褪せることなく、ずっと魅力的です。
本気でおすすめするので、ぜひ読んでみてください!
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(ちなみに、小説版と漫画版では、最後の終わり方が違います。読み比べてみてもよし!)
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